
おっぱいコーヒー No.310 — 上海バンスキング(オマージュ)
1936年、上海。
自由にジャズが鳴っていた最後の季節、
クラブの灯りはまだ温かい。
Miss J2はバックステージでカップを受け取り、
ブルーのカラコンにブラスの輝きを映し、
ブルーネイルで白いカップをくるり。
ステージでは若い奏者たちがリードを温め、
すぐそばに戦争の影が迫っていることを、
まだ誰も信じていない。  
——熱いのは、コーヒーだけ。
ひと口。
煙とサテン、そしてリフの余韻が、
今夜だけは、自由の味だった。 
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