
おっぱいコーヒー No.281
『砂の街の扉(ホット)』
『砂の街の扉(ホット)』
サンタフェの夕暮れ。
日干し煉瓦の壁に、古い木の扉。
——かつて彼女が立ったと語られる場所。
Miss J2は白いカップを指先でくるり。
ブルーのネイルに水滴、
ブルーのカラコンが高原の空を映す。
乾いた風に裾が揺れ、
胸元をかすめる湯気は、
アドビの匂いと混ざって、やさしくほどける。
——熱いのはコーヒーだけ。
ひと口。
真鍮の取っ手に残る手のぬくもりまで、
今夜は少し近く感じた。
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