
おっぱいコーヒー No.358
『場末の派手な女(ホット)』
『場末の派手な女(ホット)』
昭和の匂いが色濃く残る場末のバー。
ベロアのソファは擦り切れ、
カウンターチェアには錆が浮き、
カウンターの化粧板はところどころ剥がれている。
そこに座るのは、
染めた金髪をボリュームたっぷりに盛った
派手な水商売の女、Miss J2。
スパンコールのミニドレスが煙たい灯りに光を返す。
白いカップを指先でくるり。
ブルーネイルがきらめき、
青い瞳が曇った鏡越しに揺れる。
——熱いのは、コーヒーだけ。
ひと口。
古びた空気の中で、
ネスカフェ ゴールドブレンドの香りだけが
艶やかに漂った。
#おっぱいコーヒー #No358 #場末のバー #昭和レトロ
#派手な女 #ネスカフェゴールドブレンド #ホットコーヒー
#ブルーの瞳 #ブルーネイル
コメント