
おっぱいコーヒー 594 3人打ち麻雀
楊貴妃と、卑弥呼と、クレオパトラ。
歴史の教科書がざわつく卓上。
勝負は静か。
ネオンも軍勢もなく、ただ牌の音だけ。
三人打ちは北が抜ける。
駆け引きは濃く、点数は荒れる。
運と度胸と、ほんの少しの計算。
卑弥呼、静かに一枚を切る。
その一瞬のためらい。
「ロン。」
クレオパトラが微笑む。
振り込んだのは女王。
上がったのも女王。
楊貴妃は何も言わず、湯気の立つコーヒーを口に運ぶ。
甘いのか、苦いのか、それは歴史にも記されない。
麻雀を正しく理解していなくてもいい。
大事なのは、
誰が振り込み、
誰が上がるかという物語。
今日も卓上は戦場。
コーヒーは、熱い。 ☕️

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