
バー「修司」 125 上海店
上海の裏通りに、
娼館のようで、芝居小屋のようで、
現実なのか夢なのかわからない店がある。
バー「修司」。
赤い灯り。
湿った石畳。
閉じかけた扉の奥から聞こえる笑い声。
入った瞬間、時間は普通の半分の速度でしか進まない。
妖艶で、怪しくて、
吸い込まれそうで、
少し戻れなくなりそうな夜。
場末グループ上海店は、
酒を出すというより、
夜そのものを一杯ずつ注いでいる。
今夜も誰かが言う。
「ここは店なのか、舞台なのか」
たぶんその答えは、
帰る頃にはもうどうでもよくなっている。
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